新劇場版だけを追いかけるつもりが、結局アニメ版も全て追いかけてしまい、今に至る訳ですが、
どういう状態?w
エヴァンゲリオンフリークの知り合いの助けを乞いながら、ネタバレしても良いから解説してくれと頼んで、見進めていますが、追いついてませんw
しかし、それぞれの心境を描くシーンは圧巻ですね。。
差し込み映像や、線画やエフェクトの使い方、そのタイミングとかを見ていると、アニメを越えた前衛的な自己表現のよう。
80年代っぽい退廃的で刹那的な空気感が好きなので、エヴァンゲリオンもそれを根底になんとなく感じつつ、浸りやすい作品かと思いきや、只者ではない何かを見させられてしまった感があります。。
深層心理の奥深く、人の心の"見てはいけないもの"を惜しげもなく羅列していく様は、かなり挑戦的ですよね。。
見る人によっては、一種トラウマ的なもの引き出すトリガーになっちゃうんじゃないか、、。とさえ、感じるほど。
夢現の状態で見る、自分の心の一番暗くて残酷な部分を、時々覚えていることがありますが、それをかき集めたような作品でした。
"言ってはいけないこと"
"見てはいけないもの"
''知ったらもとには戻れないもの"
"思ってはいけないこと"
を、映しとって描く、という意味では、これはもうアニメ作品という域を超えて、芸術作品だなと思います。
アニメ版も、途中まではライトに見れて、アニメだな〜と、思っていましたが、20話越えたあたりからギアが入って哲学が炸裂し始め、こちらで覚醒されていらっしゃいました。笑
「巨大ロボどんぱちSF大戦争」と思っていたら大間違いで、人のこころや痛みを描き抜こうとする、とんでもない哲学作品へと昇華している感覚でした。笑