アニメのエピソード24までが素晴らしかった分、最後の結びになかなか手間取ったんだなぁという印象。アニメエピソード25、26が改めて劇場版という形になったが故に自ずとハードルも上がり視聴者の期待感も高まり、結果として視聴者のさらなる意見を増幅させた。
とはいえやはり良い意味で庵野節は変わらず健在で、筋の通ってたアニメ作品だったと思う。ただ気になったのは、碇シンジを見せられているのか、碇シンジに庵野秀明を投影させた庵野秀明を見せられているのか、途中からよくわからなくなってきて、「おれは今何を見せられているんだ」という気持ちに少なからずなった(笑)
