蜃気楼

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君にの蜃気楼のレビュー・感想・評価

-
最近久しぶりに見返したので
中学生の頃にニコニコだかYouTubeだかで人類補完計画のシーンをたまたま観てショッキングを受け、エヴァンゲリオンにハマるきっかけとなった劇場版。
多感で不安定な思春期の頃と、大人になってからで観るAir/まごころを、君にはだいぶ受け取り方が違う(シンエヴァも経て)。



「でも、僕の心の中にいる君達は何?」
「希望なのよ。ヒトは互いに判りあえるかも知れない……ということの」
「好きだ、という言葉とともにね」

「だけど、それは見せかけなんだ。自分勝手な思い込みなんだ。祈りみたいなものなんだ。ずっと続くはずないんだ。いつかは裏切られるんだ。僕を見捨てるんだ」

「…でも、僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと思うから」



この一連のシーンと台詞がずっと好きなのだけれど、改めてここを見た時に思わず目頭が熱くなった。

去年視聴した本劇場版の元ネタ(らしい)である「伝説巨神イデオン 発動篇」との比較も面白い。
蜃気楼

蜃気楼