MoscatoBianco

夜のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

(1961年製作の映画)
2.5
そこそこグダグダ耐性が付いてきたかもしれません。寝ないで耐えられました。

主役はリディア(ジャンヌ・モロー)とジョヴァンニ(マルチェロ・マストロヤンニ)の中年ポンターノ夫妻です。リディアは金持ち、ジョヴァンニはスランプ気味の作家です。
倦怠です。『愛の不毛』

この夫妻のある1日の映画です。

ジョヴァンニがサイン会やってる間、リディアは周辺をぷらぷら散歩して暇つぶします。
ジョヴァンニの知り合いの富豪のパーティーでは、リディアは話し相手がいなくて手持ち無沙汰です。

一方ジョヴァンニは、病院で一瞬の隙を突いて色情狂の患者とヤろうとします。
パーティーでもホストの富豪の娘ヴァレンティーナ(22歳と数ヶ月、モニカ・ヴィッティ)に付きまといます。
おもしろいことに、常にヴァレンティーナが先に動いて、ジョヴァンニがそれに付きまといます。情けない中年男。

「もうあなたを愛してないの」(リディア)
→ これはたぶん違います。知ってる人が全然いないパーティーによく付き合ったと思います。観ながら感心してました。ワイの妻なら15 分もたずに撤収します。

カップルで観るのは微妙ですね。まあ無難に止めといたほうが良いでしょう。カップルで観てお互いに感想を述べ合うとかは危険です。
MoscatoBianco

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