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NINEのrsのレビュー・感想・評価

NINE(2009年製作の映画)
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イタリアの様相を描くならフェリー二の右に出る物はいないし、愛すべき伊達男を演じるならマストロヤンニに及ぶものはいない。

「CHICAGO」で成功した、主人公の心象風景をミュージカルシーンへ変換するという手法は、本作にも引き継がれていたが成立していなかった。一人ひとりが豪華なセットで歌って踊るだけのただのMV。主人公と女性たちの関係性を一気に説明するオーバーチュアと、砂とタンバリンとモノクロのカットバックを利用した「Be Italian」は良かった。

ソフィア・ローレンの無駄遣い。
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