上海十月

NINEの上海十月のレビュー・感想・評価

NINE(2009年製作の映画)
1.8
全く共感できない。フェリーニへのリスペクトがまるでない。好色だけの監督にしか描かれてない。ダニエル・デールイス自身は、ハンサムだがサングラスかけて額が広い感じだとフェリーニと言うよりは、ゴダールだ。ミュージカルナンバーもビー・イタリアンとシネマ・イタリアーノしか面白くない。大がかりなダンスシーンなんかは全て同じセットでやっている感じだ。「シカゴ」のようなカタルシスが全くないし、舞台をそのまま撮影した感じが丸だしだ!米倉涼子の「交渉人」と同じ評価とは・・・怒りがおさまらん映画だ。金がめちゃくちゃかかっているのに。
上海十月

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