マルホランド・ドライブのJohnny-Oのネタバレレビュー・内容・結末

私はあなたで貴女は私で。ハリウッドという映画を作ることで生き続ける虚構の王国(もはや衰退している)で生き続けるには、役を得なければならない。本当は私が演じるはずだった役をあの子が演じている。それは私のはず。いや、私なのだ。そんなに辛いならそこを出ればいいじゃないって？そんなことは出来ない。ここで一度呼吸を始めたからにはここ以外では生きてはいけない。だからあの子は私で私はあの子。永遠に誰が誰なのか、役を演じ、混ざり続け、自分とはなんだったのか。それがこの世界。