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こわれゆく女の遊のレビュー・感想・評価

こわれゆく女(1974年製作の映画)
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観てて本当に疲れた
夫を筆頭に、周りの全員が 彼女を受け容れながら自分の人生も舵をとっていける余裕を持てていない
街中でたまに見る 変な動きして変な服装して変なこと口走ってる中年女性 これからは絶対に見かけるたびにジーナローランズを思い出さずにいられなくなる

家の扉の立て付けが悪くて通るたびにストレスが溜まる感じ 家族の現状のメタファーとして巧すぎる ちょっとしか出てこないのに

いろんな監督がマイベストに挙げるのも頷ける、ピーターフォークもジーナローランズも映画そのものも圧倒的なレベルの作品なのにアカデミー賞一個も獲ってないんだって調べたら この年ゴッドファーザーPARTⅡもチャイナタウンもあったんだ こういうのおもしろい
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