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ニーチェの馬のnのレビュー・感想・評価

ニーチェの馬(2011年製作の映画)
4.1
ここには、不誠実や不条理というものが無いので、個人的に救われる映画です。どう見ても生きる力を失っていくように思えますが、ずっと繰り返される同じ音楽に、ずっと繰り返された同じ食事に、ずっと繰り返されていく選択肢の無い毎日は私にとって、強い。しかしそれは弱いも意味している!そんな中、明らかになったのは、無だということ。そうです、無が存在するということは存在が在ったということ。娘のコントラストが物語っているので好きです。
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