背筋が凍るような死と暴力、恐怖の匂いで満ちているのに、言いようのない神秘的な美しさを感じた。
暴風に閉じ込められた小さな一軒屋が舞台なのに、そこに世界の全てが凝縮されているような気分になった。ひっく…
父と娘の日常をただ淡々と描写していく。しかし、不穏な音楽と嵐の激しさに導かれるように、次第に日常は歪み、終焉の予感が漂い始める。最後には静寂と暗闇が世界を包み込む。
タル・ベーラとアンドレイ・タル…
初見。
先日亡くなったタル・ベーラ監督の遺作をDVD鑑賞。
まず、冒頭の、馬を写し撮った長回しが凄かった。
(体感で)数分以上あったと思うが、強風の中を比較的遅い速度で走る、荷車を引く馬とその御者…
非エンタメの極北。
茹でたじゃがいもを左手だけで皮を剥きながら食べる場面はすべての映画の中で最も食欲をそそられない食事シーンだと思った。
荒地で暮らす父と娘のルーティンの中で日毎何かを失っていく…
英語版BD。26-5。英語字幕。今日届いた。即、鑑賞。最高。窓から娘がこちらを見ているところで、心臓止まるかと思った。結局、3日目にジプシーが聖書(のようなもの)と自由をもたらしたのに、それを拒絶し…
>>続きを読む【タル・ベーラ式ジャンヌ・ディエルマン】
動画版▽
https://www.youtube.com/watch?v=_DPJ_w_1oMU
タル・ベーラ監督が亡くなった。彼の作品は自分の人生に多大…
ニーチェの思想は詳しく知らないが、創世記を遡るかのように世界の崩壊を描き、退屈という絶望感のなか人類の築き上げた文明が終局を迎えて行くストーリーラインはニーチェ的ニヒリズムと相反するらしく、そう考え…
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