ジョン・フォード監督がメガホンを取り、ジョン・ウェインとジェームズ・スチュアート共演の西部劇。
近代化の波が押し寄せて駅馬車から鉄道に移り変わる1880年代の西部の田舎町シンボーンが舞台。
若き弁護士のランス（ジェームズ・スチュアート）は、東部から西部に駅馬車でやってきたが、その道中で無法者リバティ・バランスによる強盗にあい重傷を負う。
ランスはカウボーイで銃の名手のトム（ジョン・ウェイン）に救われ、町の食堂へ運ばれる。
食堂の娘の看病によりランスは回復し、食堂で皿洗いやウェイターなどをして恩返しをする。
そんな折、準州維持による実権の拡大を目論む牧場主らと、州への昇格を希望する町の人々が対立するが……
ランスとトムによる食堂の娘との三角関係を交えながら、法の正義だけでは解決できない開拓時代の人々の生活を描いています。
もともとの開拓者である牧場主たちと後から住み着いた町の人々の意見の違いも見どころです。
控えめだったジョン・ウェインが最後にストーリーをひっくり返し、存在感を示す名作です！
「西部へ行け 若者よ」
2023.5 BS日テレにて鑑賞（日曜ロードショー・字幕）
2021.10 NHK BSPにて鑑賞（字幕：岡田理枝）
