おたま屋2withコラーゲン

英国王のスピーチのおたま屋2withコラーゲンのネタバレレビュー・内容・結末

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

実話をもとに作られたもの
だと、見てから知った。
内容はとてもよかった。
主人公とローグの二人の掛け合いとか
王になることの葛藤とかスピーチの緊張感とか
全体的に小気味いい。

タイトルの通りスピーチに主眼を置いているから、最初を吹き替えで見たのは失敗やったかもしれない
だからといって、字幕で見ても同じようなことを思ったかもしれないですが・・・翻訳難しそうな映画ですね。
時間があれば字幕で観直したい。

印象に残ったシーンはたくさんあったように思います
最初のスピーチのときに人が一斉に立ち上がるところとか威圧感が伝わってきた。
歌ったり踊ったり、下品なこといったりしながら話す練習をするとこもいい。これがあるから最後のスピーチのあとの拍手とか歓声とかでグッとくるものがあったのでしょうね。
あと、最初にも書いた二人の掛け合いのシーンはどこをとっても良かったように思う。
主人公があまりにヘタレすぎだと思いもしたけれど、過去の経験と積んできた重荷を思うとそうなってしまうのも仕方ないことなのかもしれない。
だからこそ、そんな彼のコンプレックスを取り除くためにローグが行った様々な治療(治療といっていいのかわからないけれども)が独創的で魅力的で意味のあることであるように思えた。
そして、スピーチ後堂々と歩く王になるのだと!

あと一つ、これは個人的な勉強不足の問題ですが。時代背景とか(国の情勢とか王と首相の関係性、パワーバランスとか)をもっとしっかり頭に叩き込んでおけば、さらに楽しめたのではないかと思いました。

結論、面白かったです。