バーティとライオネルの掛け合いや友情が生まれていく過程はとても魅力的だし普通に良いお話。
映画の山場になるスピーチが戦意高揚のために行われたことを考えると複雑な気持ちではあるけど、そこを強調しないように最大限努力してるようには見えたのでまあいいかという感じ。
内容よりもあくまで音としてのことばにフォーカスしてるというか。
個人的な話、自分自身も昔から発話に関する悩みを抱えて生きてきたので、ジョージ6世が喋りだす瞬間の緊張感が苦しいし共感。心拍数爆上がりしてどっと疲れるんよね。｢話すだけ｣なのにね。
そういうこともあるから｢まあいいか｣と思えたのかも。
