諒

英国王のスピーチの諒のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.6
吃音に悩まされ、スピーチが苦手なアルバート。
父親の国王ジョージ5世の代わりにスピーチを行うものの吃音症の為にスピーチは失敗に終わってしまう。
それから、ますます自信をなくしてしまうアルバート。
そんな夫を見て、妻エリザベスは吃音を治すべく言語療法士のライオネルの元を訪ねる。
自分のやり方でやってもらいたいとアルバートの元へではなく、ここに来るように言うライオネル。
エリザベスはアルバートを説得してライオネルの元に行かせる。
吃音症が治ると思えないアルバートは渋々ライオネルの元へ行く。
ライオネルは、呼び方に関しても自分流に、アルバートを愛称で呼び、自分の事も先生ではなくライオネルと呼ばせる。
ライオネルの無作法な振る舞いに帰ろうとするアルバートだったが、ライオネルが一つ賭けをしようと持ちかける。
アルバートが朗読に成功すれば、自分に1シリング、失敗したらアルバートに1シリングと。

実話を元にした作品。

アルバートとライオネルの絆が深まっていく様子。
信じる事でスピーチへの勇気が出てくるアルバート。
ラストまでの過程が良く、またラストの期待も裏切らなくて感動しました。
諒