ライオネルが素敵だった。
奥さんやライオネルなど、周囲のサポートにも恵まれたジョージ6世。
王になるプレッシャーを、吃音症で隠している部分もあったと思う。
どんな人も、自分の弱さと闘いながら生きているのだ。
闘っているからこそ、あの葛藤が生まれるのだろう。
また、最後の放送を聞く国民たちの顔を見て、この時代は戦争に翻弄され、今のように自分の好きに生きることが難しかっただろうに、現代の日本にいる私はどうして思いっきり好きに生きていないのだろうと感じた。
苦難の時代を生き抜いてきた人たちがいるからこそ、今の自分たちの自由な生活があるのだと再認識し、感謝を忘れず、精一杯生きようと思った。