たむ

ひき逃げのたむのレビュー・感想・評価

ひき逃げ(1966年製作の映画)
4.0
巨匠の映画はリメイクするべきではない、と思っていますが、この映画はクリント・イーストウッド監督かポン・ジュノ監督にリメイクしてほしい作品です。
息子を轢き逃げされて殺された母親が、その犯人の家に家政婦として入っていく、という物語は色々な時代や国に関係なく普遍的なテーマです。
文字通り画面がフラッシュして想像のシーンが入ったり、シュールレアルな表現は、必ずしも成功はしていません。
成瀬巳喜男監督では珍しく、やりすぎな描写も多いです。
ここにリメイクの可能性があると思います。
今までDVD化されておらず、名画座で観るしかなかった作品のソフト化。
改めて格差や交通事故について世に問う作品ですね。
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