ゾウさん

復讐捜査線のゾウさんのレビュー・感想・評価

復讐捜査線(2010年製作の映画)
3.7
『アポカリプト』などで監督業に励んできたメル・ギブソンが、『サイン』以来およそ9年ぶりに主演を果たしたアクション・サスペンス。娘を殺された父親が、強大な組織に果敢に挑む執念を映し出す。1985年製作のイギリスのテレビドラマ「刑事ロニー・クレイブン」を、同シリーズを手掛けたマーティン・キャンベル監督が自らの手でリメイク。スリリングな展開と共に、復讐の鬼と化した父親を演じるメルの危機迫る姿が目に焼き付く。

ある日、ボストン警察殺人課に勤務するトーマス(メル・ギブソン)の自宅の玄関先で、彼の娘が射殺されるという悲劇が起きる。腕利きの刑事である彼は自ら捜査に乗り出し、やがて娘が勤めていた軍事企業に絡む巨大な陰謀にたどり着く。自分の目の前で最愛の娘の命を奪われたトーマスは、度重なる捜査妨害や命の危険も顧みず突き進み……。
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