このレビューはネタバレを含みます
なかなか面白かった。
兄貴は余りにも哀れでは…………?
と思ったけど も、聖書のカインとアベルの兄弟の話を呼んでから改めて考えると、物語のメインはあくまでカイン(キャル)と神(父さん)の生憎であって、その狂言回しであるアベル(兄貴)のことはそもそもどうでもいいと言うか、聖書のストーリーに乗っ取って殺した(出征させた)、ということに過ぎないのか?この映画はNHK BSで観たんだけど、兄貴はメインキャストとは紹介されていなくて、それを受けても、やはり兄貴はそういう扱いなのか?
ジェームズ・ディーンの不安定な雰囲気は迫力あって、絶対誰か殺すだろ!と思いながら観てた。結局予想に反して(直接的には)殺さなかったけど。