エデンの東の作品情報・感想・評価・動画配信

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「エデンの東」に投稿された感想・評価

Lana

Lanaの感想・評価

3.8
双子の兄弟と比べられ周りに理解してもらえない主人公。死んだと言われていた母親が生きていることを知り会いに行こうとする。

彼の行動の根底には常に"父親に認められたい、愛されたい"がある。彼の、父親に対する純粋な淡い期待が打ち砕かれるのは見ていて胸が締め付けられた。理解してくれる人がいることが救い。
tsubame737

tsubame737の感想・評価

4.1
愛情に飢えている演劇が見事。
これがなければ、ジェームスディーンへの共感も目減りしていた

兄弟って常に競争だしね。
小さい頃は足の速さ、成長すれば学業や部活など、何かにつけて争うわけで。

気持ちが空回りして、身近な人を傷つけてしまう映画を最近良く観るな
RYOTA

RYOTAの感想・評価

4.2
演技が素晴らしい
明日からおでこにしわを寄せて生きようと思います
ジェームズ・ディーンの代表作
善良な父に似た兄アロンと反発する母に似たキャルを巡る映画
この映画は明確な悪い人間が出てこなくてどの人物にも少しは感情移入できる作りになってるのは魅力的
ラストの反発するキャルを最後の最期には認めて付き添ってくれと頼むアダムのシーンはよくできてるなと思った
m0jr

m0jrの感想・評価

4.0
キャルもママも悪人ではないよねぇ
フラフラ歩いたり、石ころ投げたりとか
ジェームズディーンの所作が好き
善人な父により優秀な双子の兄弟と比較され、全ての行いが裏目に出てしまうキャルはひねくれ者に育っていた。
失敗をしても"許し"を与えられるが、愛情を感じたことがない。
そんな中、幸せの絶頂だと予期していたことまでもが無駄だと分かったとき、彼は全てを壊すことを決意する。

ブランコのシーン凄かったな。
カメラアングルと共に俺の心も揺さぶられました。

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズ・ディーンの圧巻の演技が見もの。アクターズ・スタジオ仕込みのメソッドによって、完全に役と同一化している。表面的な表現ではなく、身体の中心から絞り出すような迫真の演技だ。これほど心の底から同情したキャラクターはいないかもしれない。とはいえ、現実のジェームズも、本作のキャルのような思春期の繊細さを含み持っていたようだ。エリア・カザン作品を多くは見ていないから断言はできないけど、エリアは俳優のキャリアよりも、俳優自身が演じる役柄の性質を内包しているかという観点でキャスティングしていたと想像する。

「エデンの東」というタイトルからわかるように、この映画は旧約聖書のカインとアベルの物語を下敷きにしている。父親はアロン=アベルばかり贔屓するので、キャル=カインからすれば面白くない。そこで、キャルは父親の歓心を買うために、農業で一山当てる(これはカインが農耕に従事したことを反映している)。しかし、結局のところ父親から拒絶され、失意のキャル=カインはアロン=アベルを「殺す」、すなわち彼の絶対的な信仰を奪い、精神秩序を崩壊させる。物語の大筋は旧約聖書の通りなのだ。

しかしながら、本作と旧約聖書の間にはいくつかの相違点がある。一つは結末である。旧約聖書ではカインはエデンの東へと追放されてしまうが、本作においてキャルは父親と和解し、家に留まることになる。個人的にはあまりにキャルが不憫だったので、ホッと胸を撫で下ろしたエンディングだ。

しかし考えてみれば、この映画ははなからエデンの東=人間が生きる地上の世界の出来事である。その事実を考え出した途端、父親やアロンの神聖性が嘘らしく思えてきた。実際、キャルの暴挙によって、アロンが信じていた絶対的な善の観念はあまりに脆く崩れ去り、彼は反動で発狂してしまった。アロンが、実は悪の血を継いでいたと判明して大ショックを受けたということは、善とは生得観念だと信じていたということに他ならない。あまりに純粋である。それゆえ、ダークサイドに堕ちるのも簡単だ。一方のキャルも、兄と同じく純粋に自分が悪であると信じていたが、最終的には「善か悪かは自分で選べる」と悟っている。人間は善悪の両面性を秘めている。それを自覚した上で、主体的に善を選び取ることが大事なのだろう。

そのことに気づかせたのがキャシーであり、この点が旧約聖書とのもう一つの相違点だ。彼女はまるで聖母のように、人間の本質を諭し、新たな秩序を生み出したのだ。
11

11の感想・評価

3.1
キャルが窓から氷投げまくってパパに叱られるシーン爆笑した。なんでキャル常に小走りなん

このレビューはネタバレを含みます

出来のいい双子の兄ばかりを褒めて溺愛する父からの愛情を欲しがる弟の話。
ジェームズディーン主演。初めて観たんだけどやっぱり華のある俳優さんだね。決してカッコいい役柄ではないんだけどカッコいい。不器用で繊細なキャルを見事に演じている。見ていると切なくなってくる。なんだか凄く悲しい話だな。歩み寄ろうとしているのに離れていくのってほんと辛いよね。プレゼントのシーンはちょっと悲しすぎる。それまでの浮かれているキャルの時点でこっちはもうドキドキだよ。見ているこっちも父親アダムからの愛を欲しいと思ったよ。誰からの愛も与えられない人生って改めて恐ろしい事なんだな。一応救済はある話だけど、あのラストはあのラストでいろいろとしんどい。もっと早い段階でいい方法があっただろうになぁ…いったいどうすればよかったのかなぁ…。
mochiz

mochizの感想・評価

3.8
キャル君は思ったより不思議ちゃんではある。
しかしこれが初主演の若手だと思うとたしかにすごい。
アブラちゃんが、共感できるうえでいい子もなのも良い。
そして長い物語をものすごく上手くまとめているのもすごい。

今見ても割とすきのない名作だと感じた。
ちゃんと見て良かった。
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