いしやま

タロットカード殺人事件のいしやまのレビュー・感想・評価

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)
3.5
奇術と連続殺人。「影と霧」でも取り上げられているテーマ。
設定も面白いんだけど、いまひとつのめり込めない。前回観たときの記憶もまるで残ってなかった。「マンハッタン殺人ミステリー」ほどのワクワク感もないし。テンポもいまひとつ。
ひとつの弱点は、アレンがイケメンを描くのが下手だということか。肝心なジャックマンのキャラが魅力的に映ってこない。
アレンのユーモラスな立ち回りはこの時期になると珍しいので嬉しい。何よりチャールズ・ダンスめちゃくちゃ格好いい。