やくあぶる

エグザイル/絆のやくあぶるのレビュー・感想・評価

エグザイル/絆(2006年製作の映画)
4.0
シネマートで15年ぶりくらいに鑑賞。公開当時は劇中のキャラ達の行動があまり理解できなくて、「香港の人たちは独特な価値観で生きてるんだなぁ」と思ったけど、今観るとペキンパーの西部劇を香港ノワールのキャラでやってるんだということがわかりますね。

「なんで市街地のど真ん中にあるマンションの一室に火をつけて燃やすんだよ!めちゃくちゃ迷惑じゃねぇか!」と初見時はドン引きしましたが、あれは西部劇的に解釈すれば、荒野にポツンと建っている小さな小屋を燃やしているのです。他にもいろいろ引っかかるポイントがありましたが、全部西部劇だと思えば納得できました。これってかなり名作なのでは?15年前の自分に教えてあげたいです。
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