つるみん

エグザイル/絆のつるみんのレビュー・感想・評価

エグザイル/絆(2006年製作の映画)
4.5
惚れた。
泣いた。
やっぱり〝男〟は最高だ。

こんなにも〝男〟の渋さから生まれる格好良さと愚かさ、そして男同士の無邪気な関係がハッキリとストレートに描かれた作品は出会ったことがない。

僕はかなり涙脆い方ですが1番僕の涙腺を崩壊させるのは男の絆です。題名にもある通り〝男の絆〟の物語であります。
全員がカッコイイ。輝いている。でもしっかり男の臭さもそこには存在している。まぁとにかく最高。

そして冒頭から最後まで繰り広げられる様々なシュチュエーションのガンアクション。火薬の煙と血しぶきが混じり合う銃撃戦に痺れます。

彼らにとって〝写真〟とは?
写真は思い出の一環として残せるという人もいれば、ただの過去の遺産に過ぎないという受け取り方をする人もいますよね。
彼らにとって〝写真〟というのは、ただ仲間と過ごしていた〝時〟を刻んだだけなのかもしれないですね。写真というものが残る残らない関係なく。そう、それがラストシーンの食卓での写真、青年期の写真という彼らの〝時〟が表されていました。

香港黒社会映画の特徴である濃密な男の友情を見せつけられた。
つるみん

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