うさどん

パリ空港の人々のうさどんのレビュー・感想・評価

パリ空港の人々(1993年製作の映画)
3.1
本日の巣ごもり鑑賞。
原題『Tombés du ciel』は「空から落ちこぼれた人々」の意味かな?
事の発端は、携帯電話が一般にはまだ普及していなかった時代の手荷物盗難。
時代ならでは話とも言えるけれど、そもそも、『海外旅行に行って、手荷物の中にパスポートもクレジットカードも現金も全て一緒に入れておくのか?』という素朴な疑問も生じた。
舞台のシャルル・ドゴール空港で14時間のトランジット経験があるけれど、空港のトランジットエリアは素晴らしく立派で快適な空間。
空港内外のどこにでも潜り込める本作の登場人物達ならば、きっともっと快適に過ごせるに違いない、とも思ったり。
やっぱり同じ空港ものの『ターミナル』(2004)の方がよりリアリティがある感じ。