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いのちの紐のseapony3000のレビュー・感想・評価

いのちの紐(1965年製作の映画)
4.0
白人しかいない大学から大量の本抱えて自転車へ、その後コンパーチブルに乗り換えて本読みながらの運転するポワチエのパワフルさ。人種差別が主題になるかと思いきや。旦那さんが可哀想〜子どもが可哀想〜身勝手すぎ〜って他人が言うのは容易いけどさ。孤独で窒息寸前の生身の女アンバンさんの2度目の自殺未遂に陥るまでの奇行が中盤から露呈。傷ついた鳥にブランデー(ブランデーどうするの)遅かりしで、看取った子どもたちが作った墓を蹴飛ばすアンバンさん。「笑ってよ」で、ポワチエの自棄の笑いにテリーサバラスとスタッフたちが誘われて笑いだすところよかった。
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