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17歳のカルテのtoaのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.3
いつか観たいと思っていた作品をようやく。

痛かった。どんな人だって、安らげて、自分らしくあれる居場所がほしいはず。彼女たちを観ていて、"自分はまとも"とは思えなかった。感情の発露に自信はないし、明日を生きる確証なんてないこともある。「ボーダーラインの回復」は謎だ。
当時より技術や制度は進んでいるかもしれないけれど、きっと永遠に正解の出ない話なのではないか。

ウィノナ・ライダーとアンジーの演技がとても良かったです。コミカルさが消えたウーピー・ゴールドバーグも味がありました。
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