ぱぷぽ

17歳のカルテのぱぷぽのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.3
たしか17、8年くらい前から見たい映画リストには入っていたのにずーっと観る機会を逃していた映画。たまたまCSでやっていたのでこの度めでたく鑑賞出来ました。笑

女子版『カッコーの巣の上で』という感じで、ストーリーも絵面も似てますが主題が全く違いますね。
『カッコーの巣の上で』は精神病棟をメタファーに自由を描いた感動作ですが、こちらは実話小説の映画化で純粋に体験したことがかかれているという印象。
同様の体験をした人たちにとっては感動したりと思うところがあるかもですが、基本的にはこういう事があるのかーと各々感想を持つタイプの作品なので趣きがかなり違うかと…

中でもみんなが興味を持つのはアンジーの若い姿かと…笑
顔はウィノナに引けを取らず抜群に可愛いけど、圧倒的にヤバそうな雰囲気がすごくて、完全に主人公で製作にまで関わってるウィノナを食っちゃってますね。
アカデミー賞とかゴールデングローブ賞とかのノミネートがか受賞をしたのも納得です。
若いからかセクシーな感じより退廃的な雰囲気があってキャラにめちゃくちゃあってる。
アンジーって元々退廃的でヤバそうな雰囲気ありますもんね笑
それが遺憾なく発揮されていて、ちょっとウィノナが不憫です。

私は映画を観て落ち込むタイプではないので、全然平気ですがちょっと不安定な人だとやられちゃうんじゃないかってエピソードがありますのでご注意を…。
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