Mayu

17歳のカルテのMayuのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.5
自殺を図って、不本意ながら精神科病院に入院することになったスザンナさん。そこで多種多様な疾患をもつ患者達と出会う。
その中でも一際異彩放っていたリサ。彼女の疾患は一体何だったんだ?躁鬱か?!アップダウンが激しくてすごい。
そこにいる子達はみんなノーマルだと思ってる。スザンナ、リサ然り。
精神障害の難しさを感じました。要は多数決なんだろうなと思うよ。少数派の意見や行動が変人になる。そして、適当な病名というレッテルを貼られる。
例え少数派の意見でもそれを否定せず共感してくれるのが病気を抱える人にとって回復の一歩となる。作中のレディース達然り。
彼女達も病名を抱えて生きてるけど仲間同士支え合ってる姿は、それを忘れる様な、普通の女子寮での生活を見ている様でした。

見所は若かりし頃のアンジーの演技でしょう。
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