このレビューはネタバレを含みます
元フォード工場勤務の堅物じいさんと、隣の家に引っ越してきた移民一家の物語。
堅物じいさんの口の悪さ、徐々に一家(特に娘のスーと息子のタオ)に心を許していく姿、朝鮮戦争でできた心の闇、執拗にタオやスーに絡む不良達から2人を守るために自ら犠牲となった最期…イーストウッドの味のある演技はさすが。
そして、愛犬のラブラドールレトリバーのデイジーには最優秀助演女優賞をあげたい。かわいすぎる。
舞台となっているのはアメリカ•ミシガン州。映画だから誇張されているのかもしれないが、こんな環境で育ったらまともに生きること自体が難しい。