予備知識を入れずの鑑賞は大正解。
観終えてからイーストウッド主演最終作品と知りました。彼の作品は「アルカトラズからの脱出」を小学生で劇場鑑賞したのがスタート。約40年位前かな。第一線での活躍お疲れ様でした!
隣に越して来た東洋人家族との交流から、少年タオとの男同志の付き合いが始まる。一丁前の男にすべく教育を施す展開は、アルパチーノ主演の「セントオブウーマン」を思い起こしました。
共に人生の大先輩が男の生き様を若者に教え込む作品。自分の死の代わりにタオ家族へ安心な生活を送れる環境を提供した覚悟と男気。勝負に出た老人に怖いものなど無かったのでしょう。
本作のラストシーンは清々しい涙が頬を伝わり、お気に入りのエンディングのひとつとなりました。
⭐︎教訓⭐︎ダンディズムを極める。それは生き様が一切ブレないこと。