「お前は友達だ。俺は決着をつけにいく」
かっこよすぎる!✨
自分なら絶対「お前は私の弟子だ。だから私が決着をつけてやろう。」なのに
彼にとって全てが自分の選択なのであり友達であるタオに恩を売ろうとするわけでも使命感に燃えているわけでもない。そこには「だから」も「しかし」もなく、最期にただ「決着をつけにいく」
今の私たちには映画に出てくるステレオタイプなアメリカ男性像を冷笑することも批判することも難しいことではないでしょう。
それにこの作品の主人公ウォルト・コワルスキーも決して「正しい」人間ではありません。女性蔑視的かつレイシストで銃を振りまわすヘビースモーカー。
しかし、「古き良き」アメリカを背負って死んでいく1人の男の選択を笑うことは誰にもできないのだというメッセージをこの映画はつきつけてくるようです。