ぽち

グラン・トリノのぽちのネタバレレビュー・内容・結末

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

人種と世代を超えた人の繋がりを強く感じた。
自身の子供のようで友人のようで、唯一無二の存在になっていく隣人。
過去の自分の過ちは繰り返さず、人を殺すという行為の残虐さを相手に思い知らせるという意味で、相手に自分を殺させる行為に胸を強く打たれた。
また、過去に戦争の中で朝鮮人を多く殺した主人公が、自分の命に変えてでも中国系の隣人を大切に思うようになるというストーリーに心を揺さぶられた。
犬や言葉の通じないおばあちゃんの存在も、映画の中で伝わってくる部分が多かった。
いろんな感情が入り混じる映画だった。
ぽち

ぽち