FREDDY

ドラえもん のび太の南海大冒険のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

藤子・F・不二雄による同名漫画を原作としたTVアニメ『ドラえもん』の劇場版シリーズ第19作である本作は、夏休みのグループ研究のためジャイアンらと図書館へ訪れたところ小説『宝島』に描かれていた冒険に憧れを抱き、ドラえもんらとともにひみつ道具『宝さがし地図』で発見したカリブ海に浮かぶ宝島『トモス島』へと向けて冒険の旅に出掛けたのび太が、時空間の乱れに巻き込まれ転移してしまった17世紀のカリブ海で海賊船と遭遇したことをきっかけに仲間たちとはぐれてしまい、流れ着いた無人島で出会った少年ジャックと無人島生活を行っていたところトモス島に秘密基地を築き兵器として改造生物の開発を行っていた時間犯罪者・キャッシュの陰謀と対峙したことで、海賊の船長キャプテン・キッドやジャックの姉・ベティら海賊の一味と行動をともにしトモス島に上陸するもキャッシュに身柄を拘束されていたドラえもんらと陰謀の阻止に奮闘していく様が描かれた作品となっているのだが、内容としては宝島を舞台としたアドベンチャーが描かれていて心くすぐるものがあり単純に観ていて面白かったですし、のび太たちの友情や絆というものが強く感じられるシーンもありほっこりとさせられた。それぞれに活躍も見せますし、ドラえもんの愛らしさが押し出されたコメディもあり気軽に楽しめる作品であることに間違いはないかと。ただ、オープニング曲を吉川ひなのが歌唱している違和感はどうも気になるところ。
FREDDY

FREDDY