ごっちゅん

エクソシスト/ディレクターズ・カット版のごっちゅんのレビュー・感想・評価

3.8
"悪魔は真実に嘘を巧みに織り交ぜる"

キリストの力が汝を追う。

12歳の少女リーガンは突然卑猥で暴力的な言動を繰り返すようになり、母親は悪魔祓いを神父に依頼する…

ホラーは苦手だけど悪魔系は好きなんですわ。👿

「ヴァチカンのエクソシスト」を観て、エクソシスト観たいなァなんて言ってたら、こんなにも早くしかも映画館で観るチャンス到来!!導きか!?

今回はディレクターズカット版ということで、オリジナルと比べてどう違うのかは分からないけど、オカルトホラーの金字塔と呼ばれるに相応しい映画でした。
この先今作に影響を受けた数多くの映画が生まれたことを考えると、当時の人達にとって途轍もない衝撃が走ったんやろな。

有名らしい(知らなかった)、階段をブリッジしながら降りてくるシーンは唐突に訪れ、強烈な映像を僕の脳裏に焼き付けていきました。

他にも首がグリって180度回転したり、ベッドがぐわんぐわんなったり、視覚的に恐怖を煽ってくる。
もうこれ、どうやって対抗すればいいのよ、、っていう人間の力が到底及ばないであろう絶望感がある部分に魅力を感じます。

遺跡の発掘調査していたイランから離れたワシントンでなんであの女の子に憑依したんだろ??
メリン神父が、我々に絶望を与えるためだって言ってたけど、もっと近くに憑きやすい人おったんじゃない?🤔

やっぱり悪魔って品が無いんだねー。
嘘吐きで狡猾で残忍なのに、ちょっと知性に欠けるというか、まぁ知性あったら人間勝てないか。

カラス神父の指だけが親友の神父の問いかけに応えていたのが印象的。
母親の死や関係性を随分と見せてくるなぁと思ってたら、対決の最後のシーンで納得。
神父さんとはいえ人間。
心の奥に抱える暗い部分が悪魔によって曝け出され、そして悪魔をなんとか体に抑え込む。。

サブリミナル的に一瞬だけ現れる悪魔の顔がめっちゃ怖い、!
夢に出てきませんように、体が浮きませんように🤮
ごっちゅん

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