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ぼくの小さな恋人たちのmaosoirのレビュー・感想・評価

ぼくの小さな恋人たち(1974年製作の映画)
4.5
序盤の聖体拝領で持った蝋燭が大きく揺れ動き前の女の子に触れそうで触れない中、自分は勃起を押し付けてしまうという純粋な性衝動が持つコントロール不可能な暴力性の一面の表現に、ローティーンの性のめざめを描く作品として素晴らしいものが始まる予感とともに鑑賞。初夏に観ることができ芳醇な時間だった。わたしはアルメンドロスのカメラが好きなのか。カメラが移動し始めるとフェイドアウト、ラストのキスシーンでのカメラ旋回からのフェイドアウト。可能性を携えたまま放り出されるシーン。自然光と緑とショタに対する視線をずっと観ていたい。Prefab Sprout/Cruel
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