このレビューはネタバレを含みます
金ローで細田守作品やってるの観て、思い出しての再鑑賞。
いやぁー良い、良いよやっぱり!
ナニがいいってバカがいい!
なにかの番組で原作者の筒井康隆がこのアニメについて語ってて、
「時かけの主人公の少女は、私が最初に書いた昭和の時代においても、古風すぎるくらい古風な、おっとりした娘だったんですよ。ところがこのアニメの女子高生ときたら、カラオケ延長したくてゴロゴロ転がって何度もタイムリープって! ‥‥サイコーじゃないか!」
怒るのかとおもったら絶賛!
さすが筒井先生、ハチャメチャSFの大家ですから( ´ ▽ ` )ノ
くっだらないことのためにタイムリープ機能使う真琴、面白ろすぎ(^ ^)
「それで誰かを傷つけてない?」
魔女叔母に諭されても意味わかんない、バカだから‥‥
けど、ある時気付く、他人の運命まで変えてしまってる罪に。
大事な告白を無きものにした罪に。
そして、どうしてもどうしてもどうしても時間を止めたい時に能力使い切ってて止められない!
‥‥絶望、悲劇が、と思った刹那、ある人物が現れて‥‥
胸熱ですよこの展開。
まぁ未来人が過去にやってきた動機はちょっと弱いけれど。
そんな欠点凌ぐ爽やか青春ドラマでしたよ自分にとっては。
後、作画の動きがいい。
人物に立体感を出すための影をつけずに、その分省ける作画枚数で滑らかな動きを描く。
ずっとこの手法続けてますね細田監督は。
〈追記〉
カラオケのモニターに映った曲のタイトル、
(Time waits for no one)
これ、自分にとっては中期ストーンズのめっちゃ渋い大好きな曲のタイトルなんだけど、真琴に歌いこなせるとはとても思えんのだが(^^;)
あーフレディ・マーキュリーにも同名の別曲はあるんだが、そっちはもっと無理っしょ(⌒-⌒; )