jigoronha008

時をかける少女のjigoronha008のレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.9
何度見ても、清々しさと少しの侘しさを残していく素晴らしい作品。
奥華子のテーマもジーンとくる。これ以上なくマッチしていると思う。
功介の自転車事故を止めようとするところがクライマックス1、ラストのタイムリープをするところがクライマックス2と二段構えで押し寄せてくるのは見事。
最後の別れのシーンで「走っていく」と言うセリフは真琴のキャラクターを表現しているとともに、千昭への気持ちが溢れていて素晴らしい。
二人の未来に思いを馳せながらエンディング。余韻まで噛み締めれる作品は多くないが、この作品はその一つだと思う。
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