こまだこま

時をかける少女のこまだこまのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.6
自分が笑っている知らないところで、誰かが泣いているかもしれない・悲しんでいるかもしれないということ。
少しの言葉の違いや行動の変化でその後の未来が変わってしまうかもしれないこと。
現在を大切に生きること。
この映画を観て感じたメッセージは計り知れない。
そして劇中の恋する想いはどれもなんとなく切ないけれど、青春時代ならではの甘酸っぱさを秘めている。ラスト好きだな。千昭がかっこよくてときめく。主題歌と、作品の所々に添えられたピアノの音色も美しかった。

真琴のタイムリープのくどさと、千昭の経歴がわかる場面あたりからファンタジー色が強まってついていけない感もあったが、強いメッセージ性を持つ素敵な作品だと思った。
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