バレンタイン

時をかける少女のバレンタインのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.7
原作既読

夏の始りに毎年観返している映画。夏のイメージ、入道雲のイメージが強い。

原作は短編小説だったと思うんだけど。それを上手く発展させたアニメの脚本はとても良かった。

タイムリープが主で描かれるんだけど、主題にあるのは今の生活が永遠に続けばいいのにって部分なんだと思う。

学生時代っていつか終わるって分かっていても、永遠にそれが続くような気がしていた、というか永遠に続けばいいのにって思っていた。

それが叶うんだけど、それは幻想で、やっぱり進まなくちゃいけなくなる。それでも未来にも良いことは待ってるよ的な感じで、多くの人が共感する部分が大きいのがこの物語が好かれる理由なんだと思う。

なので、毎年この時期に再鑑賞して、その度に、未来にも良いこと沢山あったよって自分自身で再確認しているのかもしれないなあ。
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