Makoto

時をかける少女のMakotoのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
4.0
昨今のリバイバル上映が本当に良いセンスで、嬉しい嬉しい嬉しい〜て気持ちでるんるんと映画館に行けちゃう。
やっぱり映画は劇場で見たいんだよね!

青春学園モノは大人になってから見返すと
いや、、、ちゃうやん、、、とか
それはなぁ、、、と思ったりして
あの頃のキラキラした思い出も大人の感情で上塗りしてしまうので注意が必要だと思っているのだけど、時かけは永遠にキラキラしてみれるなぁ!

細かく見ると、線の荒さや人の動きに古めかしさを感じるのだけど、それを飛び越えるキャラの甘酸っぱい感情性。
不器用だからそうなっちゃうよねぇ、、、って登場人物全員に思っちゃう。

改めて見返して思ったのは制服の着こなし方。
千秋はいわゆる1匹狼ヤンチャタイプだけど、友達大切にするぞっていう、チャラそうに見えてちゃんと着こなしてる感が最高だし、
こうすけのインテリなくせにピアス付いたりカッターシャツ大きめのをインせず着てたり(これは時代っていうのもある)
真琴のおしゃれには無頓着ですっていうポロシャツ、スカート。
周りの子達はリボンやカラーベスト着てるのに、、、
でもそれがより一層学生感醸し出してて良かったなぁ〜

そして何度でも何回でも何歳になっても言うけど、
「俺が彼女作ったら真琴が1人になっちゃうだろう」
は本当にズルい。
そんなこと言われたら彼氏なんかできひんしだったらこうすけの彼女にしてよ!!!!って
私が紺野真琴なら言っちゃう!!!
しかもそのワンシーンのこうすけのバストアップショットちょっと他より尺長めで余韻出してくるねん。ズルい。

曲は言わずもがな、最高だし
夏雲はやっぱり山本二三に限る。
ジブリの新作でお名前なったのちょっと悲しかったなぁ。
Makoto

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