赤ちゃんパンダ

マッドボンバーの赤ちゃんパンダのネタバレレビュー・内容・結末

マッドボンバー(1972年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

文芸坐のオールナイト1本目。

想像と違った…なんかもっと猟奇的キチ◯イサイコ野郎大暴れ!!みたいな感じだと思ってたらエモかった。
でも嫌いじゃない。この感じ。フィルムのざらついた感じとよく合う。

いわゆるホラー映画とも、スプラッター映画とも違う感じ。なんていうジャンルでくくられるんだろう。

道徳的な話はおいておいて、爆破された大学?で無惨な姿になった死体や、病院でのレイプシーン、あの森での逃げ惑い、気づいたらすぐ近くにいて首を絞められ殺されるシーンなどのぞっとする感じはよい。
こういうグロテスクさや猟奇的な感じとエモーショナルな感じって両立するんだ…と思った。
主人公の部屋のカーテンの柄がおしゃれ。いつも同じ紙袋に入れられる爆弾。

もうひとりのおじさんが奥さんだいすき変態男で奥さんもノリノリなのもなんだかおかしかったな。


トークショーでキングレコードという配給会社?の長谷川さんという方と、シネマート新宿のスタッフの方、文芸坐のはなまきさんのお三方の話も聞けた。

私たちが映画館で見ている外国映画は海外から配給会社が買ってくれて、字幕つけたりしてくれて、それを映画館がさらに買ってくれた映画なわけで、世の中には日本未公開の外国映画なぞ無数にあるのだなぁ〜と思った。
外国語で映画が見れたら、日本未公開の映画も見放題なわけでつよつよだね。日本公開の映画だけでも無数にあるのに、そこまで手が回らないけれど…。

そしてツイッターのお会いしたことがある人が「(顔が)自分に似てると言われてそんなことないと思っていたら案外似てる」 とツイートしてるのを事前に見てしまったせいで、みょうにその方がちらついてしまい、「 こんな凶悪犯を見て思い浮かべてしまって申し訳ない…」とよくわからない気持ちになった。

お面もゲット!
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