マッドボンバーの作品情報・感想・評価

「マッドボンバー」に投稿された感想・評価

たく

たくの感想・評価

3.3
娘を失って社会を逆恨みする男が世直しを気取ってダイナマイト・テロしまくりの話で、「フォーリング・ダウン」「余命90分の男」みたく無性に怒りが湧いて収まらないオッサンが怖い。
なんたって爆弾魔のウィリアム・ドーンの顔面凶器がすごい。

レイプ魔のくだりがけっこう長くて、いくらなんでも人殺してるのに捜査に協力したから釈放はないよね。まあ別の形で制裁を受けるけど、どうして住所分かったのかが謎。
他にもダイナマイト販売店を調べればいいんじゃね?とか、新聞社宛の手紙の消印見ればある程度住所を特定できるんじゃね?とか、雑なところは気になった。

このレビューはネタバレを含みます

TSUTAYAのお薦めだから、手に取った本作。今じゃなかなか撮れないテンションの作品だった。
爆弾魔の偏執的な性格を、ジャケットのボタン全部留めと、ネッチョリ髪型で表現したり、尋問を受ける強姦魔が自分の名前だけを連呼したり。今じゃスマート過ぎて、なかなか出来ない演出だろう。爆破シーンも、思いのほかリアル。撮影技術は、流石にテクノロジーの壁があるが、演出の技術は、倫理的な制約も少ないだけ、寧ろ現代より上。
本作は、今、アメリカでリメイクしても駄目だろうな。
普通に面白い。大好き70年代。

ある事件の現場に爆弾犯とレイプ犯が偶然居合わせ犯人を追い詰めていくストーリー。爆弾事件とレイプ事件の両事件をどうさばいていくのかが見もの。ラストがお見事!

レイプ犯探しのセクシーおとり捜査、爆弾犯探しのモンタージュ写真捜査が時代を象徴。嫁愛強過ぎのレイプ犯のお部屋がヤバい…笑

カタブツ神経質ボンバーマンをチャック・コナーズが表情も変えずに好演。分かり易いストーリーと大ざっぱな演出が自分にピッタリ。
鳥肉

鳥肉の感想・評価

3.9
こういう神経質でめんどくさいイカレ眼鏡キャラ大好きなんです。

主人公は爆弾魔、唯一主人公の顔を見たという強姦魔、そしてその2人を追う警察官の3人がメインのお話。

とにかく至る所で強姦魔関係ないところでも女性の裸が出てきまくる。

強姦魔も妻の写真やビデオを撮りまくりオナるほど妻を愛する愛妻家、それなのになんで強姦なんかしてんだよってキャラ。

爆弾魔のドーンは社会で罪を犯した者を神の代わりに裁くという自称キラ的な爆弾魔。
だが実際は気に食わない者はフェミニストだろうがなんだろうがダイナマイトを置き逃げし爆殺している。
他にタバコのポイ捨てをネチネチと注意したかと思えば桃の缶詰がチラシと値段が違うだの飲食店の店員に目を見て接客されなかっただけで私を豚だと思ってるのかと怒ったり道路で警察と目があっただけでジロジロ見るなと突っかかってくる超繊細かつ神経質かつ面倒くさいクレーマー気質。

とにかくドーンのキャラがドツボにハマったので高評価。
最後が呆気なかったのが残念です。
ジーナ

ジーナの感想・評価

3.0
主人公が異常な神経質で爆弾魔という話。
ゴミをポイ捨てした人に恫喝紛いに文句をつけるなど真面目とキ◯ガイは表裏一体なのかと思わせる言動にはヒヤヒヤします。

爆弾を大量に作ってはあちこちで被害を生み出すモンスターであり、役者さんのしゃくれた顔がいかにも哀しきモンスターと言った印象を持つw

モンタージュ作りなど、警察による捜索もワクワクするのですが、もっと犯人と警察による頭脳戦だったり、白熱した攻防が観たかったかな?
at0

at0の感想・評価

4.2
TSUTAYA発掘名品にて。
モンタージュのシーンが印象的。
メンヘラの巨人も中々鬱陶しいが、嫁AVも中々だった。実にセブンティーズカルトな佳作
三樹夫

三樹夫の感想・評価

3.9
爆弾魔、強姦魔、暴力刑事が相見える!!アテナエクスクラメーションみたいな、とんでもない三位一体がLAに完成。
高校やホテルを次々爆破していく爆弾魔。愛娘を亡くした爆弾魔は、どうやら自分の行いを街のダニ共を一掃する美化活動という社会正義と自分の中で都合のいい解釈をし爆破活動に精を出すのだが、実際の所は自分の気に食わん奴をだた爆破してるだけの頭の狂った奴としか思えない。トラヴィスもこの街は腐ってる、だから浄化しなくてはならないと憎しみを肥大化させていたが、トラヴィスはわりかし共感を呼びつつ落ち込むようなキャラクターだったが、この映画の爆弾魔はそういった感情移入をさせないハードな作りになっている。特にスーパーやレストランでのクレーマーっぷりという、ちんけなクズ野郎としての面が共感を呼ばない強力な後押しとなっている。俺は観ていてこいつは心の底から死ねと思った。さらにそこに登場するのが強姦魔と暴力刑事という殺伐さを見せる。
病院で爆弾魔の顔を強姦魔が見たに違いないと、暴力刑事は推理しまず強姦魔を捕まえようと婦警に街を歩かせおとり捜査を行うのだが、ゴキブリホイホイのごとく大量に性犯罪者が飛びついてくるのには笑った。性犯罪者だけでなく、鉄塔の上で鉄砲と爆弾もって叫んでる頭おかしい男や女子高生が殺伐とした会話を繰り広げているなど、LAの暗黒都市描写も楽しい映画だ。

約90分と一番いい上映時間の上に、爆弾魔と強姦魔で暴力刑事が霞むほどキャラが濃く、気軽にほいほいオッパイが出てくる。強姦魔の最後や逮捕された性犯罪者の合衆国憲法修正第5条コントなど見どころが散りばめられていて、強姦魔の最後の爆発は射精のメタファーの如き機能を持ってしまうのが余計にキッチュな名シーンだ。爆破後の、特に最後の爆破後のボロボロ血まみれになった死体が映し出されるのが良い。爆破粉微塵死体から即エンドクレジットへはデパルマのフューリーを想起する。爆弾魔は神経質で偏執的で一切関わりたくないと思わせる役者の名演が光る。
eg6

eg6の感想・評価

3.2
爆弾魔の話なのに70年代特有の地味な、淡々とした調子が良くも悪くも好き。

チャックコナーズでけーし、調べたら197センチで、その過去は元メジャーリーガーで、更にNBAの選手だとか!
野球でもバスケでも食えなさそうだから俳優に、、、面白いなぁ。
チャックコナーズにあの眼鏡掛けさせたのは正解、気難しい偏屈なオヤジ感凄いでてる。

音楽が変。
これほどクライム映画でギロが掻き鳴らされた映画はないじゃないか?

まっどぼんばぁ 良い響き。
佐野史郎かと思った。強姦おじさん怖すぎてボンバーマンどうでも良くなった。というかこんなに尻つぼまっていく映画初めて。
>|