街の基幹産業が炭鉱しかない田舎町。ここで生まれたなら強く逞しい男にならないと生きていけない。だから、父は息子に強くあれと願い厳しく育てる。でも息子は...バレエに夢中ですっ!
っていうストーリーなんだけど
バレエなんて女の子がするものだっていう固定観念に凝り固まったお父さんが息子の才能に気づいて苦悩したりとか、単純なストーリーの中に細かい描写が散りばめられてて、めっちゃ感情移入できます。
ソコでしか生きられない人間の対比が秀逸です。
それを踏まえて先生の白鳥の話がすごく刺さる。
最低限生きていけるからって安定した貧乏なんてして欲しくないから、せめてこの子だけはって応援してしまいます。
ラストシーンの舞台に飛び立つ青年のシルエットがめっちゃくちゃかっこいい😍
誰にでもおすすめできる名作だと思います😊