王道少年ドラマ。やっぱりこういう直球の映画1番好きかもしれんな。
炭鉱町でバレエに興味を抱いた少年が夢を掴むために奮闘するストーリー。
一般的な普通の少年ビリーエリオット、炭鉱スト真っ只中の状況下、ボクシングよりも惹かれた物がバレエであった。ダンスで始まりダンスで終わる。スッキリと終わるので万人におすすめ。
テーマとしては夢、家族、自己とは、辺りかな。なぜ男がバレエをしては行けないのか？ビリーが直面する問題は今の時代の風潮とも合っている。
ただそんな中でもバレエのコーチの女性はビリーを拒否することはせず、受け入れてくれる。このコーチとの関係性が非常に良い。やはりやりたいと思ったことを素直に応援してくれる存在は貴重だと思った。
そして最初は冷たい態度を取っていた父も次第にビリーの夢を応援するようになる過程も見ていて微笑ましい。「ビリーの夢を叶えてあげたい」そんな風にストレートに言える父にグッとくる。
結局の所、やりたいことはやってみること。自分は一体何がしたいのか？そんなことを訴えてくる映画だと思った。
