ピヨ彦

リトル・ダンサーのピヨ彦のレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.0
当然だけど、イギリスってロンドンだけじゃないんですよね。
日本だって、東京だけじゃないのと同じように。

この作品の舞台は1984年だけど、1980年代のイギリスの地方では、まだ白人の炭鉱労働者たちが働いていたんだ、とか、英語の訛りがすごくて、全然聞き取れない、とか、本題のバレエ以外のところでの発見が多く笑、もっと当時のイギリス社会の知識を得たうえで見たら、きっとこの映画の理解度がぐっと深まる気がしました。

将来は「炭鉱で働く」という選択肢しかない田舎で、ダンサーを夢見る子供が大人たちと反発しながらも夢を叶える、けっこう『フラガール』と共通する部分もあるなーと思いながら見てました。
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