ねね

リトル・ダンサーのねねのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.0
ビリーのバレエやマイケルの恋愛観など、親や兄弟にやりたいことを言い出せなかったり、反対されたりということは現在にも結構あることだと思う。
最初父親の厳しさに反感を覚えたが、ビリーの踊りの才能を目の当たりにしてから先生に頭を下げに行くシーンや、資金を捻出する為に自分の意志を殺して反スト側にまわるところ、ロイヤル・バレエ団に送り出す時、、などなど、あー良い父親じゃないか。とどれも愛を感じて泣けた。
ビリーお母さんのピアノを暖をとる為に壊して、温まりながらゲイリーが泣いちゃうシーンもじーんとした。


男は将来炭鉱で働くのが当たり前になっている社会の中で、ビリーに家族全員が希望を託したんだと思う。

最後、白鳥の湖で主役を演じる姿を父と兄で観に行くことができて本当に良かったと思う。
お婆ちゃんにも観せてあげたかったなと思った。
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