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リトル・ダンサーのますのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

イギリス、炭鉱ストライキの中心メンバーである父と兄。そして男だから、という理由でボクシングを習わせられる主人公。ところがひょんなことから、バレエと練習場が同じになる。父から植え付けられた"男らしくあること"の呪縛に悩みつつも、彼はこっそりとバレエを習い始める。(このバレエの先生役がハリポタのロンのお母さん。)
父にバレエのことがバレて大げんかするも、クリスマスの日、練習場所で父の目の前で踊って見せたことで事態は一変。主人公の父は、息子を名門のバレエの学校に行かせようとストを辞める。バスに乗り込んだ父を追ってきた兄と、バスを降りた父が泣きながら抱擁するシーンは泣いた。
そして受験日、学校内でソワソワする父は何だか可愛かった。序盤あんなに怖かったのに...。
借りる前に、夢を諦めない少年の感動のストーリー!!的な説明があったが、割と主人公が性格キツイので、そこまでシンミリした気持ちにはならない。むしろだからこそ、ある種爽やかさがある映画。ぜひもう一度観たい。
ます

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