タッちゃん

リトル・ダンサーのタッちゃんのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.0
周囲の環境や教育が、個人の能力や可能性を制限してしまっていることは多々ある。

問題なのは、その事実に本人は気づいていないこと。そして制限された環境に満足してしまっていること。

「おれはこの町を出たことがない。なぜロンドンに行く必要がある?」
という父の言葉がその象徴。

ビリーがブーツからバレエシューズに履き替えたあの瞬間、環境や伝統への小さな抵抗であり、自分への挑戦が始まった。

身体を動かすって素晴らしいと思った。
タッちゃん

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