お父さんが泣かせにきてる。自身でも頑固で不器用なことを分かっていて、そんな自分と常に葛藤しているように見えた。
1人親として息子達に何かしてやりたい。できることから始めて、徐々に息子達との距離を縮めていった。お父さんの全力ダッシュ、素敵な笑顔、別れを惜しむ姿のシーンをみると泣けてきた。
バレー教室の先生も素敵だったな。人間は様々なことを受け継いできたからこそ、ここまで栄えしてきたたわけだけど、現代にもバレー教室の先生のような人はいるのかな。
改めて思うことは、過去の「当たり前」が、現代では「ありえない」と思ってしまうくらい受け入れ難いことばかりだということ。未来なんて予想できないけど、当たり前を「疑う」ことはできる。予想はできないけど、未来は作ることができる。
ビリーは誰よりも正直に生きていた。向かい風にも負けず、まっすぐな心から周りの人に影響を与え、変えていった。
画、音のセンスが抜群でした。一言で言うと沁みる映画です。オススメです。