RIO

ニコ・イコンのRIOのレビュー・感想・評価

ニコ・イコン(1995年製作の映画)
3.8
ニコ

歯と髪がボロボロのニコ
何の変哲もない朝に突然ナイフを突きつけてくる

1986年バルセロナで撮ったニコのインタビュー 暗く狭い部屋に小さな窓から光がニコを柔らかく照らしている
宇宙を彷徨って詩の言葉を思索しているみたいで印象的でした

死に向かっているヴィジョン
最近読んだ本にカミュが「群像」で核の時代にどう向き合うかと聞かれて「世界にはいつでも破壊する側と創造する側に分かれてきた 私は創造する側として ひとり 立ち向かうのみ」と答えていた
と引用があった

私はあなたの鏡になる
能力の高いニコが模索している姿がそこにはありました
孤独に行く姿が絶対的だった
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