ニコ
歯と髪がボロボロのニコ
何の変哲もない朝に突然ナイフを突きつけてくる
1986年バルセロナで撮ったニコのインタビュー 暗く狭い部屋に小さな窓から光がニコを柔らかく照らしている
宇宙を彷徨って詩の言葉を思索しているみたいで印象的でした
死に向かっているヴィジョン
最近読んだ本にカミュが「群像」で核の時代にどう向き合うかと聞かれて「世界にはいつでも破壊する側と創造する側に分かれてきた 私は創造する側として ひとり 立ち向かうのみ」と答えていた
と引用があった
私はあなたの鏡になる
能力の高いニコが模索している姿がそこにはありました
孤独に行く姿が絶対的だった