毎日毎日どうしてこんなに時間が過ぎるのが早いんだろう、ってちょっと残念な感じで1日が終わるようになってしまったので、モモに会いに来た。
計画的に過ごそうとするあまりに、灰色の男たちと同じように時間を掻き集めるように生きている現代人。
それはもれなく自分も。
あ、なんか、窮屈だ、と感じたらまたモモの目を思い出そう。
原作ははるか昔に読んだけれど、子どもながらに世界の秘密を垣間見たような感覚に落ちた物語だった。
ファンタジーというジャンルがこれまでも、これからも生き続けていくという宣誓みたいなものにも思えた。